思いついた。やってみたいと思った。実行に移せるものはどのくらい?
あなたがためらうその理由は、あなたを引き留めるその重苦しい憂うつは、あなたの飛躍を阻み嫌悪感と無力感で包み込む。
あなたがほんの一歩、足を踏み出すことさえ困難にする。
その重苦しい憂うつは、「周囲の雑音」だという。
1人だけ前進することを許さないほどの嫉妬ややっかみ。
自ら墜ちてしまった抜け出せない沼の底から人々の叫び声が響く。
叫びの主もその昔墜ちる前やりたいことがあったのだ。
夢といえるほど大それた物ではなくても、確かに何かがあった。
けれど、今はただそんなことして何になるのか?やめておけ。考えることをやめろと叫ぶ。
時に「世間のしがらみ」と呼ばれ、その憂鬱は心の中に入り込む。
あなたを停滞に縛り付けようとする。
同じように生きろ、人と同じように息を潜めて普通を全うしろと言う。
ただやってみたいという芽生えたばかりの感情は、形にならない予想図は、頑なな周囲の雑音やしがらみを打破するには曖昧模糊として朦朧の果てに消える。
そしてあなたは綿毛のような予想図をかき消し、さらには、芽生えたその感情さえ、真の情熱でさえ、「思いつき」という言葉で片付け閉じこめてしまう。
未来につながる予想図を、描いては消し、そう、ただ消すことの繰り返し。
日常に忙殺されほんのわずかなあたたかな夕暮れ時。
同じように今日が終わりまた同じような明日が始まる、その間のわずかな静寂。
名もないささやかな時間。
ふと、消し去った予想図がよぎる。その残骸を思うとき、深い深い後悔が突如後頭部から襲う。
実行できなかったことへの後悔と、実行できなかったことを正当化するに十分な、何か理由付けを伴って、あなたのふとした一瞬に駆けめぐる夢と後悔。
「そんなことしなくていい。」「時間の無駄。」という誰かの言葉とともに。
自分の境遇を悔やみ世間を疎む。嫌悪の矛先は自然と社会や世間へと向かう。
何もせずに手持ちぶさたにあなたは不平をただただ言う。
やる気がなくなったんだと、気持ちを削がれてしまったよと。
こんな環境が悪いんだ周囲が悪いんだと。
いつも誰かが私を引きずり下ろそうとしている。
あなたのせいで私の夢は消えやる気は1ミリのろうそくの炎ほどに潰えそうだと。
さあ耳を澄ましてみて。どこまでも追ってくる波のような雑音は誰の声でもない。
目を開けてみて。荊の蔦のようにあなたを捉えたしがらみは、絡まり合ったしがらみは、網膜の幻影あなたの目の中にあったのだ。
あなたが嫌悪する雑音やしがらみを「直視してしまうこと、魅入られてしまうこと。」
そんな自分への嫌悪感。雑音をたらしめるのは誰?しがらみは?
あなたを引き留める重苦しい憂うつは、あなた自身が持ち合わせた後ろ向きな心なのかもしれない。
社会を嫌悪する。理不尽な環境を嫌悪する。強欲な私利私欲を嫌悪する。
嫌悪するものに思うように動かされている自分に気付くかもしれない。
嫌悪するだけの自分に嫌悪するならあなたは自分の足で自由に歩き出せるのだ。
深層心理 恋愛心理テスト 簡単なのに、うーんと唸る真剣な深層心理テスト。あなたの本音がきっと見えます。
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