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女友達との会話に潜む恐怖

女友達との会話って気が抜けない。既存の概念にとらわれず、積極的に選んだ道なら、結婚、出産、仕事どのような選択でも幸せを自分で見いだすことができる。



女友達との会話って楽しいようで気が抜けない。
男の人と違って「結婚する、子供を産む、仕事をし続ける」とか色々な選択肢があって,そのどれかを選んで自分が選んだ道が良かったかどうかいつも気になって仕方ない。

そんな気持ちに取り憑かれた女同士で会話をするのなら、本音で楽しめるはずがない。
やっかみの気持ちを隠しつつ会話するのだから、気が抜けないのも無理はないのだ。

学生時代ならみんな同じで、人生の選択前だったから心から話ができたのに。心から本音を話せた夢のような時代だった。

結婚、出産、仕事どれも重要な人生の要素。その選択によって幸せが左右されると思われている。
だから、自分が幸せだと思うために違う道を選んだ友達との会話にねたみややっかみという牽制球を見事に織り交ぜてくるのだ。

「結婚はいいよー。早く結婚しなよ。」と会うたびに結婚の楽しさをうきうき語っていた友達は、赤ちゃんのかわいさをくどいくらい語っていた友達は、今では、夫の愚痴と子育ての大変さしかこぼさなくなっている。
彼女は夫や子供を通してしか幸せを見いだせないと思っているし、自分自身を見つめる術を忘れてしまっているのだ。

幸せが何か、どこにあるのか考えもせず、必需品めいたありきたりのモノをそろえ、幸せを、無邪気に無知に待っていれば、幸せが来るはずだと思っていた女友達は、時間が過ぎて目が覚めて、いつまでたっても幸せが訪れないことに焦り始める。
真実や人生の本質を真剣に考えずに過ごしたむだな時間の積み重ねをやっと初めて振り返る。

幸せを連れてくるだろうと思うものをいっぱい揃えても、幸せはやっては来ない。何もなくても手に入れられるし、何が起ころうとも自分で見つけられるモノなのだ。

考えることを放棄し、時間だけを浪費し怠けてきたツケは大きい。
思考をストップしていたブランクが、自分で考えることを果てしなく困難なものに変えてしまった。
幸せを作るはずの結婚や子育てもただのかたちでしかなく、幸せを見いだすためには、他の人との比較で何とか自分を幸せだと思いこむくらいしかなくなってしまったのだ。
それで、彼女たちは否応なしに、比較に基づいた、ねたみややっかみで会話を構成し始める。

自分の人生、本質を考えて既存の概念にとらわれず、積極的に選んだ道を行く人は、結婚、出産、仕事どのような選択をしていても幸せを自分で見いだすことができる。

幸せは何を選択をしたかでは決まらない。

どれだけ渾身の力を込めて考え悩み、さらに悩みどれだけ自分に正直に真実の決断ができたか、自分の本音に基づいて決断できたか、そのことこそが幸せを決定する。

ねたみやひがみが織り混ざった会話に出会うたびに憂う。
どれだけ多くの人たちが幸せを求めて彷徨っているのかと。
精一杯のねたみやひがみで、自分を支えて日々を送っている人生の放蕩者。

今日もむなしい悲鳴が女友達の会話を構成している。






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